『狂気の山脈』の続き

『狂気の山脈』はマンガ版でも出版されています。
海外でのマンガ版の詳細はわかりません。日本ではPHP研究所より、去年2010年の8月31日に、発行されています。推測するに、おそらく、ギジェルモ・デル・トロとジェイムズ・キャメロンの二人の監督が、やっと制作に携わり始めたのが、出版することになったのでしょう。映画の方はE・A・ポオのカルト的な幻想を、より研ぎ澄ましたラヴクラフトの神秘的SFワールドが、どう解釈され映像に繋がるのか必見です、正直コミック版がB級スタイルに行き着いてしまい残念なことになっただけに、(クトゥルフ神話系列の小説や本作品の原作を読んだことがない人は、マンガから入るのも受け入れやすいのかも知れません。ただ見えない恐怖を抱くスリルが半減します。)この作品に限っては、3Dや最新鋭の技術にこだわらず映画の本質を貫き、後世まで記憶に残る作品に仕上げられることだと信じたいです。
それと、大変驚くことに新訳により出版された『狂気の山脈』の初版の出版予定日は、震災直後の2011年3月16日にあたり、発行が延期され、翌月1日に遅れ、まるでクトゥルフ神話が現代にも息づいているかのように、出版されることを止めさせたのかと思わせる出来事でした。怖いよ〜

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