気候変動

何なんでしょうね、この湿度の高さ、お家の回りに変な虫がわんさか来て大変、特に羽蟻がいっぱい、早くこの嫌な季節が終わってもらいたいものです。そう言えば、虫のことで不思議なことを思い出しました。こちらで七月の上旬に、しょうろうトンボ(赤トンボとも言います。)を見ました。かなり早く孵化してる気がします。地元でも御盆前後に見かけ始め御九日(9月9日)の付近まで多く見れたと思います。孵化の時期が早く、温暖化がかなり進んでいると思います。地球温暖化の変化が身近で感じられる事例ですが、もうひとつ、ナガサキアゲハ蝶です。もともと、長崎・九州地方で、多く繁殖していたのが、温暖化と共に東に来ています。80年代には関西地区に到着、その後さらに上京し2000年始めには関東でも目撃とのことなので、今だと東北の方まで分布してそうですね。実際、家の近くにて何度か遭遇しました。暖かい南の地方の昆虫が生息圏を広げ日本を横断してるのを見ると、温暖化がここ30年で急速に進んでるのがわかりますよね。政府の地球温暖化対策推進本部が1998年に「地球温暖化対策推進大網」を策定し2010年に向け取り決めた要項に唖然とするものが幾つかあります。そのなかには、原子力立地の促進、夏時間サマータイムの導入、自転車利用促進などライフスタイルの見直し、などです。原子力の促進は問題外だし、サマータイム、自転車、ライフスタイルなどは、要するに、10年後に温暖化が進み、大変になるので、自転車通勤してくださいと言っており、ライフスタイルの見直し、これも現在の節約、節電のことになりますよね。10年ほど前に、政府は、ある程度の温暖化による影響を具体化し、認識していたと言うことです。予期していなかった地震のお陰で、原子力立地の促進という項目が浮き出てしまい削除したい計画ですよね。ちなみに上記の対策は6年前に「京都議定書目標達成計画」に更新され、内容がすでに変えられています。さらに「洞爺湖サミット」を経て2013年の以降の有能な、議決を期待します。COP17に向け非公式の会合まで行っているのだから、なんとかして欲しいものです。そうでなければ、毎年、羽蟻の大群やら、得たいの知れない昆虫衆に振り回されるのには、ごめん被りたい、一刻も早く欠点なき温暖化策を望んでいます。「カンクン合意」の更なる進展を信じて、今年後半の南アフリカ・ダーバンに期待!と言いたいのだけど、国際的議論で家の羽蟻の侵略が直ぐに止まるわけじゃないしね。トホホです。

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