方言講座4

今日は、「ちゃん」を紹介します。としちゃん、よっちゃんの、ちゃんではないので、混合しないようにお願いします。使い方として、明雄と与志子のデートでの会話から、明雄「今日はとっておきのレストランを予約してるんだ」、与志子「やったー、どこのお店?」、明雄「エスカルゴ料理で有名な、カルゴ&ゴルゴさ」、与志子「嬉しいありがとう」、そしてレストランへ到着、料理を頼み、乾杯が終わったところで、明雄が深刻な様子で「大切な話があるんだ」、与志子「何かしら?」、明雄「与志子のこと、すいとっちゃん、ちゃんと幸せにすっちゃん」。与志子「...」、最後の明雄の言葉でお分かりだと思いますが、最上級の思いを伝えるときによく使います。何となく言葉が軽く聞こえ、子供みたいに感じますが、地元では普通によく使っています。
もっともポピュラーな、うまかっちゃん(インスタントラーメンの名前で有名)の、「ちゃん」も、同じ意味あいです。「うまかー」に「ちゃん」を繋げることで、めちゃくちゃうまい、ことをアピールしています。なので明雄の告白の、「すいとっちゃん」も、「好きと」と「ちゃん」を繋げることで、めちゃめちゃ好きなんだーと、いっていることになります、「ちゃんと幸せにすっちゃん」も、訳すと、絶対に幸せにしますと言っており、真摯な告白だったのです。とはいっても、関東圏では、ちゃんをつけて喋ると言葉の重みが、まるで軽くとられてしまい辛いです。病気の時や、頭痛が激しい時など、時々方言がでるのですが、頭痛外来に行ったときなど、先生にどんな感じですか?と聞かれ、「頭がガンガンすっちゃん」と言うと、先生「じゃ鎮痛剤出しとくね」と、ものの数秒で診察が終わります。

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